【経口補水液レシピ付き】夏の脱水予防は『水と電解質』を
激しいスポーツをしなくても、汗をかくこの時期の水分補給を間違えば、
誰にでも熱中症のリスクが高まります。
じゃあ「汗をかいたから水と塩を摂ればいい」というわけではないんです。
なぜなら
汗の成分は99%が水で1%が電解質。
汗をかくと電解質も一緒に失われます。
沢山汗をかく夏は水分と電解質を一緒に補給することが正しい水分摂取なんです♪
電解質とは
【電解質】・・
血液や体液中で電離してイオンになる物質のこと。
少し専門的にいうと、
電解質は神経伝達や筋収縮の機能、体液の恒常性の維持(㏗や浸透圧の維持)に関わります。
つまりは、
電解質の体液バランスが一定でないと熱中症を引き起こし、ひどい場合は生命維持できなくなってしまうということです。
暑さや運動による発汗量の増加に対して、水だけの摂取では電解質の補給が十分に出来ないので熱中症リスクが上がります。
このため汗を多くかいた時の水分補給は水分と一緒に電解質も含まれていることが重要なんです。
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汗をたくさんかいた時の水分補給は水と塩だけではダメな理由はわかりましたね😊
では次は糖質の大事な役割について説明します。
汗をかいた時の糖質の役割
スポーツドリンクや経口補水液には糖質が含まれます。
この糖質の役割は
①発汗によって失われた電解質を補充すること
②エネルギー源の回復 という役割があります。
糖質が含まれることによって腎臓でのナトリウム再吸収能力を高め、体水分の回復を行うことが出来るのです。
ただ、糖質の濃度が高すぎてしまうと逆効果に・・
高すぎる糖濃度は水分吸収を抑えるので注意が必要。
スポーツドリンクや経口補水液はきちんとその濃度内で作られているんです。
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市販品を購入するのが一般的な経口補水液ですが、
実は家庭にあるもので簡単に作れます。
超簡単な経口補水液レシピを紹介します!
経口補水液レシピ
材料
水・・500ml
レモン汁・・15ml(大さじ1杯)
砂糖・・12g(大さじ1と小さじ1)
塩・・1g(小さじ1/6)
手順
①水500mlに砂糖、塩、レモン汁を加えてよく混ぜ、砂糖と塩が溶ければ完成。
すぐ飲みたい場合は砂糖と塩を50mlの水(分量内)とともにレンジ加熱してあらかじめ溶かしておくとすぐ飲める。
自分で作ると入っているものがわかるのでお勧めですよ♪
子どもからお年寄りまで、みんなを守る経口補水です。
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