花粉症の症状を軽減する食生活と機能性食品

花粉症を完全に治すのは難しいことですが、食生活の改善でつらい症状を軽減することは出来ます。


まずは栄養バランスの整った食事が基本ですが、


それ以外に気を付けたい3つの栄養素と、機能性食品について解説していきます。


ぜひチェックしてみてくださいね。



花粉症のメカニズム


アレルギー疾患の一種。

花粉に含まれている抗原(アレルゲン)が目や鼻の免疫系にインプットされ、花粉を異物として攻撃する抗体が体内に出来るために起こります。


原因


■タンパク質・脂質の多い欧米型の食事に変わったこと


■食品添加物の入った食べ物、ホルモン剤で育った肉の摂取


■大気汚染


■杉の植林


✅花粉症は増加しており、国民病と言われるほどに・・



症状を軽減する食事

免疫機能を調えるビタミンB6



ビタミンB6は免疫機能を正常に維持する働きがあり、不足するとアレルギー反応を起こしやすくなります。


【含まれる食品】

マグロ、カツオ、イカ、牛レバー、納豆、玄米、焼きのりなど



アレルギー症状を抑えるビタミンC


活性酵素はかゆみや炎症に大きく関係しています。抗酸化作用のあるビタミンCをしっかり摂りましょう。


【含まれる食品】

パプリカ、パセリ、カリフラワー、イチゴ、ゴールドキウイ、レモンなど



たんぱく質の適正な摂取

たんぱく質の過剰摂取は異物への反応が過剰になり、花粉症の症状を悪化させます。


その他、ホルモン剤無添加で育った肉を選ぶなど、なるべく牛・豚・鶏・魚が育った環境がしっかり分かるものを選ぶことが大切です。


※タンパク質メインの食事を続けて、花粉症の症状が悪化した方は自己判断せずにアレルギー外来の医師に相談しましょう。


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✅普段白米を食べる習慣がある方は玄米に変えるだけでも◎


✅マグロ、カツオの刺身を焼きのりで巻いて食べたり、イカとパプリカのソテーもおすすめ。


✅食後にこれから旬を迎えるイチゴを少量(小さいもの3粒程度)食べてもOK



効果が期待される機能性食品4種類

栄養素以外に以下の4つの機能性成分が、花粉症症状を緩和する効果があると期待されています。


EPA・DHA(青魚の魚脂)

青魚の魚脂に多い脂肪酸の一種。


免疫機能を正常化してアレルギー疾患の予防と症状の軽減に効果があるといわれている。


酸化しやすい油なので干物類よりは新鮮な魚を焼いたり、刺身で食べるのが良い。



乳酸菌(ビフィズス菌)

乳酸菌の一種であるビフィズス菌は腸内環境を整え免疫力を高める。


アレルギー症状の緩和に不可欠なビタミンB6を含むビタミンB群を合成する働きがある。


無糖・低脂質タイプでビフィズス菌が入っているものを選ぶ。



α‐リノレン酸(しそ油・えごま油)

体内でEPA・DHAへと代謝され、同様の働きが期待できる。


酸化しやすい油なので加熱しないでサラダドレッシングに使用したり、新鮮なうちに使い切るようにする。


カテキン(緑茶)

緑茶などに含まれるカテキンはアレルギー症状を引き起こすヒスタミンが過剰になると、それを調整する働きがあるといわれている。


✅花粉の飛んでいる時期だけではなく、1年を通して食事の改善を行うことがアレルギー症状の緩和には重要


✅食生活以外に環境・ストレス・睡眠など全体的なアプローチを行う。



辛い花粉症を乗り切るためにぜひ参考にしてみてくださいね。


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