【噂を解明】果物を摂ると太りやすい?

いちごや文旦の美味しい季節。


この時期は文旦がない家を探す方が難しいほど高知県民は文旦が大好き!


そしてイチゴはビタミンCたっぷりで美容の味方!


そんな果物ですが、太るのか太らないのか、結論から言うと


【太りやすい】です。


今回はなぜ果物が太りやすいのか、影響が出ないような食べ方をするにはどうすれば良いか解説していきます。



果物が太りやすい理由

果物が太りやすいといわれる理由は、果物に含まれる糖の種類が原因です。


なぜなら果物に多く含まれる甘みのもと=果糖(フルクトース)が脂肪に変わりやすい性質を持つことと、血糖値の急上昇を招くからです。


果糖はフルクトキナーゼという酵素によってエネルギーに換わるのですが、


その際にすべてエネルギーとして使われるのではなく、果糖の1部が脂肪酸・中性脂肪の合成(=体脂肪に変わること)に使われます。


そして砂糖(ショ糖)に比べて甘さが1.25~1.75倍にもなるので、砂糖を摂取した場合より血糖値の急上昇を招きやすいのです。※


※ただし食物繊維含有量、種類による糖度の差により上昇度合いは異なる


炭水化物に含まれる糖の種類だけに焦点を当てると、


おやつに何種類かの果物を食べるよりは、鮭などタンパク質の具が入ったおにぎりを食べるほうが脂肪に変わりづらいということになります。



太りづらい食べ方

太りやすいといわれる食材は全て食べる量と食べるタイミングに気を付ける必要があります。


果物の場合は果糖が原因となるので、血糖値に注目した食べ方が必要です。


①夕方以降の摂取は避ける

血糖値を調整するインスリンというホルモンは夜に向けて働きが鈍くなることと、


夕方以降は活動量が落ちるのでエネルギーを消費しづらい為、


夕方以降の摂取は気を付けていただく必要があります。


②空腹時の摂取は避ける

おやつ替わりや小腹が空いた時に果物を摂ると、一気に果糖が吸収されるため血糖値が上がりやすく、脂肪としてため込まれやすいです。


どうしても食べたい場合は食後すぐに旬のものを少しだけ摂るのが脂肪に変わりにくい摂り方です。


③1日20g×2回(50gまで)の摂取量に留める

一度に量を食べるのも脂肪に変わりやすい食べ方なので、


朝食後(20g)/昼食後(20g)として明るいうちに分割して摂ると体への影響が出にくいです。



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ビタミン・ミネラル・食物繊維の供給源である果物ですが、この栄養素は果物でしか摂れない訳ではありません。


野菜・きのこ・海藻・肉・魚・卵・大豆製品・乳製品などからきちんと補える栄養素です。


その一方で、バナナにはトリプトファンというPMSのイライラを緩和するアミノ酸も多く含まれたり、


いちごは数粒で1日のビタミンC必要量が補えるというような果物の良い特徴もあります。


太りやすいのは事実ですが、大切なのは太る原因と対策を知ることです。


ダイエット中にどうしても食べたくなった場合は、太りづらい食べ方でうまく付き合っていただけたらと思います✨























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