朝食抜きはなぜ太る?
朝食を抜いた分、1日の摂取エネルギー量が抑えられるから痩せると考える方が多い印象を受けます。
実はその方法、逆に太りやすいんです。
朝食抜きは自律神経の乱れから基礎代謝量を下げる、いわば「燃費の悪いカラダ」を引き起こし、
結局少ししか食べてないのに太る悪循環を引き起こしているんです。
今回は朝食とダイエットの関係についてお伝えします。
朝食が大切な理由
1.体内時計をリセットさせるから
私たちの体の中には「体内時計」という、自律神経やホルモンが正常に働くよう調整する仕組みが備わっています。
毎日体内時計が時間のズレをリセットし、体の機能が正常に働くようさせていますが、
そのリセットボタンとなる1つの方法が朝食なのです。
このズレの何がいけないかというと、
体内時計は自律神経系の働きを正常に作用させるものなので
朝食によるリセットができないままだと、どんどん体内時計はずれていき、
エネルギー確保ができない緊急事態だとカラダが勘違いして、食べたものを必要以上に脂肪として蓄えようとしてしまうのです。
↓体内時計の詳しい説明はこちらを参考にしてみてください
2.毎日色々な食材から栄養素を確保する必要があるため
一度に吸収される栄養素の量は決まっているので、少ない食事回数で詰め込んでも食べ物からエネルギーだけ抜き取られ、
吸収できなかった栄養素は体外に排出されます。
効率よく栄養素を吸収させるため3食に分けて摂取する必要があります。
吸収率もそうですが、
「ダイエット=エネルギー摂取の偏りを是正し、必要な栄養素を補うこと」
これが一番のダイエットの近道なので、朝食からもいろんな栄養を取り入れることが必要です。
色の濃い野菜、薄い野菜、根菜、葉物野菜、海藻、きのこ、 肉、魚、卵、大豆製品、乳製品、発酵食品などいろいろな種類の食材を1~2回で摂るのはとても大変です。
色んな食材を摂れるようにするためにも3回に分けることが大切なんです。
3.欠食で脂肪に食べ物を蓄えようとする力が強くなる
例えば力士を想像してみてください。
あの体をつくるため力士は朝食を抜き、脂肪として蓄えやすい状態にしてから食事をとります。
というのも、食べ物(朝食)が体の中に入ってこないと、
飢餓状態になっていると勘違いして次に入ってくる食べ物を必要以上に吸収しようとするからなのです。
✅太りづらいカラダづくりのために朝食は欠かせません!
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朝食をとる習慣がない方は、まずは
・無糖ヨーグルト
・豆乳
・牛乳
・アーモンドミルク
などさっと摂れるものから習慣づけてみてくださいね♪
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